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PartT
等電点とは、水に溶ける物質(電解質)が持っている
その物質特有の性質が安定するpH(ペーハー)値のことです。
意味としては
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物質がイオン化したときの電荷と等しいペーハー値。
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ということになるでしょうか。
これを、頭皮毛髪に当てはめたとき、
pHの生理学的中性点としてBJでは、単に「等電点」と呼びます。
さて
前ページで、「頭皮頭髪のpHは約pH5.0前後」と述べました。
では、頭皮頭髪がアルカリコールド液や
弱酸性のベル・ジュバンスの薬液でどのような影響を受けるか
実験で、考察してみます。
まず、頭皮頭髪を、そのまま使ってもなかなか、わかり辛いので、同じくらいの等電点を持つ、卵の黄身に代役を務めてもらいます。 余談ですが、卵は白みは、約pH11位のアルカリ 性、黄身は、約pH5.0の弱酸性となっています。 (白みは間違ってるかも・・・) |
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今回の実験の餌食になるのは、弱酸性代表、pH4.7(メーカー公証)BJ「オランジュ4」(左)、フランス語で直訳すると「みかん4」と7,8年前に同業者からもらって、当店の倉庫で熟成された(株)ラフィス販売のH不明「リリーハニーコールド」というコールド液。 直訳すれば・・・やめとこ。 |
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pHがわからないでは、話にならないので、実際に測定してみます。 測定器には、「Belle Jouvence」のロゴ入り、横川電気製「pHメーター」(そのまんまの名前)見づらいかもしれませんが、「4.72」と表示されています。 メーカー発表と、ほぼ数値が一致してほっとする私。 |
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こちらは、まるで予備知識のない薬液「リリーハニーコールド」(一度だけつかったかな)。 ドロっとして、粘り気があります。 表示によると、アンモニア系とのこと。 よって、刺激臭がありますが、香料はあまり入っ ていないようです。 pHは、「8.08」と出ています。 |
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