◇2006・3・29  鬼の手形

取り合えず


裏隣のじゃじゃ麺の店「パイロン(白竜)」に番組撮影のため来店した俳優:渡辺徹さんの記念写真とサイン。ちなみに本文とは一切関係ない。
前回書き込みをしてから早3ヶ月がたつ。
やはり、こういうことになったなっちゃったなぁ・・・。
などと思いながら、遠くを見つめるオラホがいる。

オラホ事と一言で書くのもつまらないのでたらたら言い訳を書くと、オラホの属している団体関係、組合、ベルジュバンス、商店街組合などの諸業務、そして極めつけは確定申告、と自分的には死にそうな忙しさで、我が脳みそは煮つまりすぎてデミグラスソースとなり、先日とうとう鼻から出てきたぐらいである。あ、最後のところはうそです。

特に忙しかったのは組合と確定申告。
確定申告は、ま〜オラホだけというわけではないので言い訳がましく聞こえるかもしれない。
それを承知であえて言うなら、一年間を通してこの時期の1週間ほどしか経理と言うものをしないので死ぬほど忙しい羽目になる。

そして、組合は(当然美容組合の事)この歳で青年部というものに属していて、上位組織の北海道東北ブロック青年部で雑誌を刊行しようと言う事になっており、その記事やらで結構時間を費やす事になってしまった。

実は、今回の記事は、そのとき没原稿になってしまったものをアップした。
廃物利用というと言うと聞こえが悪いので、リサイクルと呼んでほしかったりする。


三ツ石神社

盛岡市の通称「寺町通り」の裏手に南部光行をまつり、現存する盛岡最古の神社が「三ツ石神社」だ。

その名の示す通り三つの岩をご神体とし、岩手の名の由来にもなった「鬼の手形」が刻まれているという異色の神社である。

ご神体は、境内のほぼ中心に高さ約6m・周囲約9mの歯の形をした巨石2体と、比較的最近になって石碑がはめ込まれた小ぶりの岩1体を合わせた3体となっている。

右上画像は3体のうちの2体で、手形があるのは向かって左の岩。
この画像にも写っているがとて〜も判りにくい。


巨石は、10世紀ころに編纂された「大和物語」に、天皇がみちのくの国から献上された鷹に
「岩手」と名づけたという記述が残っているところから、少なくとも1000年以上前からその存在は知られていたことになる。

手形

これらの巨石は伝承によると、岩手山が噴火したときに飛んできたと伝えられているが、岩手山からの直線距離で20km弱もあり、推定6tもの巨石がここまで飛ばされて来たとは普通に考え難い。

講釈たれれば、石質が花崗岩と思われる事から、地下深くでマグマが冷え固まり生成したはずであり、そんな遠くから飛ばされてきたものなら、このように丸味を帯びているはずもない。

とはいえ、その威容を前にすると神的パワーなのか、ひしひしと伝わってくるものがあり、そんな話にも妙な説得力がある。

「鬼の手形」について碑文によると「手形のあとには苔が生えないと言われている。しかし、長い年月が経っているので今ははっきりしません。」とあるように、容易には手形を判別できない。

それでも、案内板にある略図を頼りに探すと岩の側面に、目測で縦100cm×横70cmほどの手形を二つ見ることができるのだが、さて、その手形左上の画像に写っている手形が、判るだろうか?

下の画像は上の画像のトーンカーブをいじくってみた画像だが、なんとなく指らしきものが判別できる。これで判らないようならあきらめよう。

いずれ、オラホの手形との比率から推測すると、鬼の身長は10m程もあった事になるわけで、桃太郎に出てくるような大柄な鬼というイメージとは程遠く、ガンダムサイズと言った方がイメージしやすい。(なわけないだろう)

それらの手形は、なだらかに窪んでおり一部だが確かに苔が輪郭を縁取るように生えている。

温暖化が影響していなかったならもっとはっきりしていた、という話はあながち誇大広告とは言えないだろう。

いずれ、1000年もの間生きている苔が手形を縁取っているということは奇妙と言うほかはない。

最後に碑文の伝える伝承を載せておくので、機会があれば一度訪れてみることをお奨めする。



■以下原文
昔、このあたりに羅刹(らせつ)という鬼が住んでいて付近の住民をなやまし旅人をおどしていました。
そこで、人々は、三ツ石の神にお祈りをして、鬼を捕らえてもらい境内にある巨大な三ツ石に縛り付けました。
鬼は二度と悪さをしないし、又二度とこの地方にはやって来ないことを誓ったので約束のしるしとして三ツ石に手形を押させて逃がしてやりました。
 この岩に手形を押した事が「岩手」の県の起源といわれ、又鬼が再び来ないことを誓ったので、この地方を「来不方(こずかた)」と呼ぶようになったと伝えられています。
 鬼の退散を喜んだ住民達は幾日も幾日も踊り、神様に感謝のまごころを捧げました。
この踊りが「さんさ踊り」の起源と言われています。




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